2017渋谷ハロウィンナンパ 総括 前編

11月1日、朝7:00。

 

怒涛のような2日間を終え

まるでだったかのように

静まり返る渋谷の街。

割れたガラス瓶や

大量のゴミ袋を収集する車、

荒れに荒れた街を清掃する若者たち。

数時間前とは変わり果てた街を

何事もなかったかのような表情で

素通りしながら

ふらふらと家路につく。

疲労眠気は限界だ。

多分、電車は寝過ごしてしまうだろう。

オールの時はいつもそうだ。

人の熱気も一気になくなっていて

早朝の寒さに凍えながら

この壮絶な2日間のことを振り返る。


 

10月30日

エアビーのチェックインが15時だったが

はやる気持ちを抑えきれず

12時は渋谷に来てしまった。

 

アーチャーと早速落ち合い

まずは昼飯、腹ごしらえ。

今日明日の作戦会議もほどほどに

食事を楽しんだ。

 

 

15時少し前、

荷物が邪魔だった為早めに部屋に入る。

1Rで、ただ寝るだけの場所

といった感じだが

待機場として

そして連れ出し場所として

場所、金額共々申し分ない。

疲れたらいつでも戻って休憩できる

アジトだ。

これだけの用意周到な準備の中

1年で1番と言っていいほどの

ビッグイベント。

「何かが起きる」気しかしない。

だが逆に心配もあった。

(これだけやったのに坊主だったら…)

一抹の不安もありながらも

刻一刻と

街がハロウィン一色に染まる時間が近づく。

18時。


まだ少し早い気もしたが

コスプレに着替え、センター街へ出陣。

この時間なのに

まだコスプレしてる人が半分半分といった様子。

焦るな焦るな。


このとき、去年のことを思い出していた。

2016年も渋谷のハロウィンを楽しんだが

コスプレがやけに女に刺さり

いわゆる「バズった」状態になった。

歩けば写真を求められ

こちらから声をかけなくても

群がるエッチなコスプレの姫さまたち。

また同じことになると思っていた。


19時。

コスプレは徐々に増えていき

街はハロウィン一色

だが、

このとき不安は確信に変わっていた。

「去年と何か違う…」

数人に写真を求められはしたが

その程度。

まったく群がらないどころか

こっちのマインドも下がって来た。

『ハロウィン』というイベントが

年々メジャーになった影響か

人の数が多すぎる

満員電車級の混み具合。

そしてなにより

イケメンの多さに心が折れかけていた。

アジトに戻り、作戦会議。

 

21時。

そろそろ疲れてきた頃だろう。

打診も通りやすいはず。

マインドをセットし直し

再出陣するも

スト高に群がる男たち

クラブのような街

去年を引きずり待ちの姿勢の自分ら。

坊主だった。

かろうじて数番ゲするも

連れ出し0。

声かけ数も知れてる。

完全に意気消沈した。

なにが悪かったんだ?

顔?コスプレ?トーク?

自問するも答えは出なかった。

1Rに男2人。

静かな部屋。

だがまだ明日もある。

本気でどうしたらいいか解決策を

考えていた。


実はこの日、イケメンのナンパ師集団

トークする瞬間があった。

「即れてます?」

「いやーまだっすね。でもとにかくたくさんいかないと!」

その通りだった。

こんなイベントだ、

逆ナンを待っているほど余裕はないはず。

とにかく

とにかく

とにかく声かけをすること。

数を増やすこと。

母数は多い。

オープン率は異常値になっている。

とにかく能動的に声をかけること…!

 

そんなことを考えながら

アーチャーを残し

俺は始発の電車で自宅へ戻る。

明日は違うコスプレをするため

一旦帰宅して睡眠をとり

ハロウィンの本番31日に備える。

風前の灯火のマインドだったが

終わるわけにはいかない。

だって

俺は決めたんだから。

どんなに心が折れようと

最後は

アーチャーと

笑って

勝利をハイタッチを交わすことを。

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2017渋谷ハロウィンナンパ 総括 後編

2017.11.01

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